知ってるようで知らない資産運用
資産運用というと、株やFX、仮想通貨などを想像する人もいるだろう。
お金について詳しくない人は、「自分の資産を使ってお金儲けをするだろう」なんて考えているのではないか。
しかし、実際に資産運用というのは多くの人にとってはお金を貯めるということが資産運用につながるのだ。
証券などを買ってリターンを得ることだけではない、というのをまず前提として知ってもらいたい。
簡単に言うと、自分の持っているお金を預貯金や投資に分配して効率的に増やしていくことを資産運用というのだ。
投資とギャンブルの違い
はじめにも言ったように、資産運用と聞くと多くの人が投資を思いつくだろう。
単に投資と言ってもそこには様々な形態があり、例を挙げていくときりがない。
しかし、この記事を読んでくれているいるあなたには1つだけ理解しておいてほしいことがある。
投資とギャンブルが全くの別物であるということだ。
世の中には買った分のリターンが得られるかどうかという投資の一要素をみて、ギャンブルのようだと言う人がいる。
実際にギャンブル感覚で投資を始める人もいるそうだ。
しかしギャンブルは主な目的が娯楽であり、対戦相手もしくは運営側との勝負でしかない。
そこでお金をかけることの興奮を1つの遊びとするのである。
しかし投資は決して娯楽ではなく、そこには社会貢献などの意義が詰まったものなのだ。
その意義につい下で詳しく解説していくことにしよう。
投資の意義を履き違えてはならない
投資とは、投資を受ける側である企業や国が、事業の拡大や公共サービスの向上のための資金を集める手段なのだ。
そして私達は投資先を応援する気持ちを持ちながら、実際にその事業が社会のためになるのか、暮らしの向上につながるのかなどを吟味してお金を出すのである。
こうして集まったお金をもとに事業が成功すれば、そのリターンを私達が受け取る事ができる。
これは本来個人では使用されることのなかったお金を、社会に貢献する形でしようしているため両者にとって有益なものとなる。
決して利益だけを求めた資産のやり取りではないのだ。
確実性を重視した預貯金
ここまで投資について話してきたが、はじめに説明したとおり資産運用には預貯金という手段もある。
主な金融商品としては、普通預金、積立預金、定期預金などがその例としてあげられる。
これらは増やすことよりも貯めることを重視していて、損をすると言ったことはまずない。
一般的にはこの方法で資産運用を開始するのだが、これがそうだと知らない人も多い。
ここで覚えておいてほしいのは、預貯金を始めればお金が勝手に貯まるわけではなく、支出の管理も丁寧に行う必要があるということだ。