運動には数多くの種類があるが、そのなかでも私はジョギングをおすすめしたい。というのも、ジョギングは、「走る」という単純で簡単な運動であり、必要なのはランニングシューズくらいでそれほどコストもかからないため、気軽にはじめられる運動なのだ。
社会人になると仕事の時間が一日の大半を占めており、その結果、休みの日にしか運動ができない人は多いはずである。ジョギングであれば、気軽にはじめられるだけでなく、短時間運動するだけでよいのだ。そうなると、忙しいビジネスマンにも適した運動といえる。
今回は、ジョギングの魅力や方法についてご紹介していこう。
筋力アップに繋がる
ジョギングは、短時間で運動でき、継続しやすい点が大きな魅力といえる。歩くだけでも、全身の筋力が活発に動くといわれており、運動する時間を決めて効率よく有酸素運動ができるのだ。
ジョギングに近い言葉にランニングがあり、混同される人も多いはず。ジョギングとランニングでは、どちらも走る点では共通しているが、スピードが異なることに注目しよう。
例えば、自宅から一キロ圏内を5分以内で走る運動を「ランニング」といい、同じく自宅から一キロ圏内を5分以上で走る運動をジョギングという。つまり、ジョギングのほうがランニングよりもペースが緩やかで、負担の少ない運動方法といえる。
また、身体の負担があまりかからず、筋力がつきやすい点も魅力の1つ。筋肉が肥大するまで、時間が必要になる。筋肉に負荷をかけることで、筋肉は一度損傷するが、その負荷に適応するため、身体がより強い筋肉を作ろうとする。この仕組みを「超回復」という。
身体が強い筋肉を作ろうとするまで、適切な栄養補給や休息、そして時間を必要とする。以上の点から、継続しやすいジョギングは筋力アップに効率的な運動なのだ。ダイエットを経験する人のなかには、激しい運動に挑戦したところ長く続かなかったと実感される人も多いはずだ。
ハードな運動は、徹底された栄養管理や休息など健康的にするための計画や条件も厳しくなるため、ジョギングのように手軽にできる運動をおすすめしたい。
免疫力も高まる
適切な運動は、健康のサポートに繋げられる。継続した運動だけでなく、バランスよく栄養を摂取することにより、身体の腸内も善玉菌の多い環境に変化していく。善玉菌は体内にある毒素の解毒効果を高めるため、免疫力アップに繋げられるというわけだ。
現代人は、時間に追われる人が多いものだが、運動を取り入れないという人は稀である。自分に合った適切な運動方法を取り入れ、健康的な生活を心がけてみてはどうだろう。