「一人旅」ときけば、どのような印象をもつだろう。
私の趣味は一人で旅をすることた。それを周囲に話すと、思いのほか驚かれる場合が多い。インターネットでも一人旅についてさまざまな意見が飛び交っている。
人生一度は、一人で旅を経験してみてほしいと私は考えている。そこで、一人旅の魅力を書き記していこうと思う。
自分の気持ちに素直になれる
複数人で旅行を計画するのも楽しいものだが、一人で旅を計画するのも、味わいがある。一人旅のメリットの1つに、自分の訪れたい場所を自由に選択できる点が挙げられる。日付や出発時間も自分のスケジュールに合わせて行動できる。
つまり、旅の途中は自分の意思で自由に動けられるのだ。
訪れたことのない場所へ足を運び、心の赴くまま。その空間を満喫できる。国内だけでなく海外を一人旅してみるのも良いだろう。また、一人旅では同行者がいないため、すべて自分で解決しなければならない。
航空券の手配をはじめ荷物の準備、宿泊先の予約、観光プラン(無計画も)など、数多くの手続きを自分一人で行う必要がある。自分で行うことによってこれらすべてが自分の知識に蓄える点はいうまでもない。
旅の途中では、トラブルが生じることも珍しくないもの。そのとき、他人に頼らず自分で解決を図ることで自分の自信にも繋げられるのである。ときには現地の人に頼る場合もあるだろう。
「感謝の気持ちを再認識できる」これも一人旅の良さである。全く知らない相手にもかかわらず、親切丁寧にこたえている姿は、思わず涙を浮かべてしまう程、ありがたいものである。
家族や友人が同行していると、そのような一面をみせることはないが、自分に素直になれるため、一人旅は、独身ならではの趣味だと思っている。
観光名所や祭りを思い出に残す
私が一人旅をするときに、一緒にカメラをもっていくようにしている。各地域の名所へ足を運び、その魅力を思い出に残すためである。
奈良県の有名な大仏や、宮城県にある日本三景の1つ「松島」。福島県の「五色沼湖沼群」など、さまざまな風景が日本にはあるのだ。また、時期によって人気を集めるお祭りがある。
みるものを圧倒させる「青森ねぶた祭り」や、500年の歴史を誇る日本の伝統芸能「綾子舞(あやこまい)」。沖縄県の伝統芸能「エイサー」など、国内にはまだまだ知らない魅力があるのだ。
一人旅を通して、日本全国のすべての地域特有の名所や祭りをみて回りたいと考えている。