男だったら自分で棚を組み立てたり、飼っている犬のために小屋を作ったりと、サクッとこなしたいものだ。自分でやると「失敗しそう」や「面倒くさい」と思っていると、か弱い女性みたいに聞こえる。自分は何でもできる、タフな男になりたいから、生活に必要なDIYぐらい自分でするようになりたい。

さらに、DIYができる男は女性から見る「頼りになる人」と思われるみたいだ。男のDIYは自己満の世界かと思っていたら間違い。身の回りのことを何でもできる男はモテるのだ。ここでは、DIYで作れるものや挑戦したエピーソードについて綴る。

DIYの醍醐味

最初にDIYの楽しさを伝えたい。DIYとは「Do It Yourself」の略で、専門業者に依頼せずに家具を自作したり、壁買いを貼り変えたりする取り組みだ。日曜大工だと考えると、家具や家の修繕というイメージが大きいが、DIYはパソコンを制作や間接照明の制作、ガーデニングといった取り組みも含める。

DIYの醍醐味は、コストが材料費だけで済むところだ。既製品の値段より安く手に入るし、一から作成できるので、自分の好きなデザインやサイズで設計できる。オリジナルの1点ものを作れるのが、DIYの楽しさだと思う。

DIYで作れるもの

自分はDIYに色々挑戦しているが、まだまだ素人で練習中の身だ。とりあえずDIYで作ってきたものをまとめてみた。これから始めてみたいなと思っている人の参考にしてほしい。

マガジンラック

DIYで作って良かったなと感じた作品の1つであるマガジンラック。部屋がおしゃれに見えるし雑誌や本がコンパクトに収納できるから便利だ。マガジンラックぐらいなら、100均一ショップ「セリア」の材料だけで作れる。格子状のワイヤーラティスワイド1枚をV字に折り曲げて、両サイドに木材のフレームを結束バンドで取りつけて完了。シンプルでおしゃれなマガジンラックができた。工具を一切使っていない、初心者にもできるだろう。100均に売っている材料で作る家具や雑貨のアイデアは、ネット調べると沢山でてくる。100均の材料で作るDIYは女性向けと思う人も多いかもしれないが、男性向けのインテリアに合う、家具・雑貨もたくさん見つかるので参考にしてみてはいかがだろうか。

マガジンラック セリアのインテリア実例 | RoomClip(ルームクリップ)

本棚の側面がマガジンラックになっている本棚がかっこいいなと最近思ったので、本をたっぷり収納できて、好きな本はディスプレイできるような家具に挑戦しようとも思っている。

自作PCデスク

雑貨を自作していると、だんだんと作りたいもののレベルはあがってくる。PCデスクはDIYにおすすめだ。仕事や趣味で長時間PCを使う場合、画面と目線の位置は首の疲れに関わってくる。さらにデスクの上には、パソコン以外にもスマホやタブレット、書類など使いこなすアイテムが多い。既製品のシンプルなデスクだと、高さの調整やスペースの狭さなど、使いにくいだろう。中々自分にしっくりくるPCデスクを探すのは難しい。そこで自作のPCデスクはおすすめだ。

日本製のデスクの高さは日本人の一般的な身長に合わせて作られているらしく、快適デスクの条件として推奨の高さは720mmだそうだ。自作デスクなら、自分の身長に合わせたデスクが作れる。デスクの高さは下記の参考サイトから調べられるので参考にしてみるといいだろう。奥行きや幅は、デスクを設置する場所にピッタリなサイズに合わせよう。

机の高さと椅子の座面の高さの関連性

おすすめ自作PCデスクの作り方は、ディアウォールという木材の支えで自由に使える壁を作り、デスクに使う天板を支えたりPCデスク周りに収納を増やしたりする方法だ。デスクの高さが調節できるメリットと、デスクの上に置くものが減るのでスッキリとしたPCデスクになるだろう。

★ディアウォール PCデスクDIYのインテリア・手作りの実例 | RoomClip(ルームクリップ)

男前インテリアに計画

自分はまだDIY初心者なので、ちょっとした家具や雑貨しか作ったことがない。上級者になると、部屋全体のインテリアを決めて、テイストにあった壁や家具、雑貨など部屋のトータルコーディネートができる。部屋全体を自分の過ごしやすい場所にできるのは、男のロマンを感じた。DIYの技術も大切だが、作る前にインテリアのセンスも必要だと思う。そこで、男前インテリアの種類について調べてみた。

ブルックリンスタイル

NYの倉庫や古いアパートが立ち並ぶ街、ブルックリン地区をイメージしたインテリアだ。倉庫を改装したようなカフェ、アートショップのインテリアを想像するといいだろう。全体的な色味は黒や焦げ茶、グレーなどで、壁は色の暗いレンガやアイアンが使われる。
ブルックリンスタイルを上手くだす順番として、まず決めるのは面積の広い壁だ。レンガと黒いアイアン素材を組み合わせると一気に、ブルックリンスタイルになる。また、コンクリート打ちっぱなしの壁もブルックリンスタイルにぴったりだ。グレーとアイアン素材がマッチして重厚感のある、マテリアルな空間になるだろう。
新品の家具より、手持ちの家具や小物を活かすリユースな家具が合うインテリアだ。その点は、DIYにぴったりのインテリアだと思う。

インダストリアル

工業や産業という意味をもつ、インダストリアル。産業革命以降の工場をイメージする男らしいインテリアだ。1920年代のアメリカで生まれた、インダストリアルデザインは機能性や実用を重視。美術的な美しさというより、無機質な空間が男前のインテリアだろう。スタイルの特長は、コンクリートやアイアン、スチールなどの素材を活かすし、昔の病院や工場を思わせるイメージだ。

機能性のあるキャビネットや家具は角ばったデザインを合わせる。部屋全体が無機質な印象なので家具の素材は、木材を使うとバランスよくなるだろう。

インダストリアルインテリアするなら、黒板を使ったチョークアートをDIYで作りたい。コンクリートの壁に飾る、黒板には英語字を書くとおしゃれになる。自分の場合は英字で書くことが見つからないので、プログラムでも書いておいたらカッコイイかもしれない。

サーフスタイル(西海岸インテリア)

アメリカ西海岸をイメージさせる、サーフスタイル。カリフォルニアスタイルと呼ぶ人も多い。西海岸は広いので、サンフランシスコやサンディエゴなど、テイストの違いがあるらしい。どのエリアのサーフスタイルなのか焦点を絞っておくのがコツだ。

海とリラックスできる空間をテーマにしているサーフスタイルは、白や青を基調にしている。潮風にさらされた薄れ具合をソファやクッションで演出すると、味がでるだろう。薄れ具合といえばデニム生地も合いそうだ。大人っぽさをだすために、レザー調のブラウン素材のソファやウッドフレーム素材のテーブルやチェアを配置しても雰囲気がでる。

すのこを使ったDIYで、ローベッドを作るとインテリアに合いそうだと感じた。ローベッドなら圧迫感がなく、開放的な部屋に仕上がるだろう。

男前インテリアのスタイルを色々調べてみると、DIYしたくなる家具や雑貨がどんどん思いついた。色々なスタイルをごちゃまぜにしてしまうと、野暮ったくなってしまうのでテーマを1つ決めてから取り組もうと計画している。

まとめ

調べていると「DIYアドバイザー」という資格を見つけた。DIYアドバイザー資格は、DIYに使用する工具や材料の知識、作業方法などのスキルを認める資格である。ブログにDIYアドバイザーと載せられれば、関心をもってくれる読者が増えて、講師としてのオファーがあるかもしれない。

DIYの技術やインテリアのセンスは、快適な移住空間を作るために必要なスキルだ。もっと実用的で機能性のあるDIYができるようになりたいと思う。