休日を有意義に過ごすためには、自分の楽しいと思えることを積極的に実践していくほうが良い。
とはいえ、仕事を自宅に持ち帰る人も多いだろう。「働き方改革」が叫ばれているなか、残業時間に規制をかける企業が増えつつある。それに伴い、納期に間に合わせるためタスクを自宅で済ませる人も多くなっている。
そんななか、「休みの日は自分の自由な時間を作るべきだ」とあえて私はいいたい。そもそも、残業が多いから生活をより豊かにするために働き方改革の施策が打ちだされているわけであり、平日や休日問わずに働き続けてしまっては、本末転倒というもの。仕事で息切れするのも当然である。
メリハリのあるライフワークバランスが良い
私の場合は、休日は趣味に没頭することが多い。兄の影響を受けているが、オートバイクや料理、芸術鑑賞、キャンプなどのさまざまな趣味をライフスタイルに取り入れている。
とりわけ、料理は得意な部類で、自宅に同僚や友人を招いて食事会を開くこともある。最初は包丁の扱い方さえもたどたどしかったが、独身生活が長くなるとだんだん手慣れていくものである。休日どこにも出かける予定がないときは、インターネットで調べたレシピに挑戦したり、自分でメニューを作成したりするようにもなった。
美術館巡りも興味を寄せている
最近では、自宅から近い場所の美術館にいくようになった。美術館は、周囲の目を気にせず一人でも利用できるため非常に便利な施設である。
館内の展示物を自由に閲覧できるほか、併設された図書館を利用し、美術作品にどのような価値があるのか、作家本人の情報、美術作品が作られる過程を自然に学べることも可能だ。
感性を磨くだけでなく、知識も得られる美術館は非常に有意義な趣味だといえる。
休み明けに備えて仕事の準備もする
丸一日を趣味に没頭するのも良いが、休み明けの仕事を考えると、モチベーション維持が難しいという人もいるだろう。すべて休日に没頭するとかえって仕事のスイッチの切り替えが難しいといえる。
そこで、多少なりとも仕事の前日には準備を整えておくと良いだろう。
私の場合は、外食の際にパソコンを持ち運び、仕事のメールをチェックすることもある。そのお店のメニューが口に合えば、pcにデータを書き記しておくなど、MTGや飲み会の席に使えそうな場所を発見することも多々あるため、仕事で使える情報を入手でき、自分のリラックスにもなる効率的な過ごし方だと私は考えている。