多くのビジネスマンは、業務の効率化を考えたり、対人関係を円滑にしたりするためのノウハウ本を探すことはある。ところが、なかなか欲しい情報をみつけられないという人は多いものだ。

ここでは、私が厳選した3つの書籍をご紹介している。どれもビジネスマンにとって重要な本である。本を読まれた人のレビューを載せているので、ご一緒に参考にしてほしい。

営業マンにおすすめの3つの書籍

伝え方が9割(佐々木圭一)

業界や職種を問わず、仕事は連携力が求められる。生産性を高めるためにも、相手と密の高いコミュニケーション能力が必要である。

「伝え方が9割」は相手に「伝える」際のノウハウをメインに書かれている。クライアントをはじめ、上司とのやり取りや、同僚・部下に対しての伝える際の心がけ、ちょっとした工夫など、ビジネスシーン全般を支えるヒントとなる。

相手と気持ち良くコミュニケーションをとる自分になるための技術を身に付けたくて読んだ。伝えるのが苦手だった著者がいかにして技術を身に付けたかを綴っていて、非常に読みやすい!

引用元:『伝え方が9割』|感想・レビュー・試し読み-読書メーター

嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え(岸見一郎、古賀史健)

「嫌われる」という強いワードに抵抗をもつビジネスマンも多いだろう。ところが、ビジネスでは「嫌われる」シーンは思いのほか多いものである。

「積極的になれない」、「意見はあるけど、何もいわなければそれで済む」と自分に理由をつけて、どんどん対人関係を悪化されるケースはよくあるものだ。この本は、人との関係を一から見直し、スムーズな関係を築けるようアドバイスが書かれている。

私を含め、すべてのビジネスマンに必須の本である。

アドラー心理学をまったく知らなかったのですが、対話篇で読みやすかったです。共感できるところもあればまだまだ理解の及ばないところもあり、何度も読み返す必要があるなと感じました。

引用:『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』|感想・レビュー・試し読み-読書メーター

無敗営業「3つの質問」と「4つの力」(高橋浩一)

東京大学卒業後、25歳でコンサルティング会社を起業。その後、数多くの営業コンサルティングや研修を実施している。自らのプレゼン力に絶対の自信をもつ本書に注目したい。

非常に為になった本です!顧客と営業マンの思惑や考えが、なぜズレるのか?それは情報の共有がないからです。入口として現在の案件が「楽勝」「接戦」「惨敗」なのかを聞くことで、大まかな戦術を決めなければなりません。

引用:『無敗営業「3つの質問」と「4つの力」』|感想・レビュー・試し読み-読書メーター

今必要な本を探すこと

本を探すうえで、テクニックやノウハウ本を探すことも大切だが、一番は自分の「今欲しい情報」を集めることである。

ビジネス書は小説と異なり、目的となる答え(情報)が必ず用意されている。そのため、目的のない状態で本を読んだとしても答えが得られず、その本の知識もインプットしづらいのだ。

そこで、自分の欲しい情報を考えたうえで本を探してみよう。気になった本を手に取り、見出しをみながら、何が書かれているかをイメージするのだ。

それでも、必要な情報が書かていれる本を探しきれないケースは少なくない。そのときは、欲しい情報を再度検討しながら探すのも良いのだろう。情報を手に入れやすい現代を存分に活用しよう。