大学生までは、自分の評価を先生やテストの点数などでフィードバックを得られるが、社会にでると、今の自分がどのステージにいるのか判別がし難いものだ。
しかし、仕事のキャリア形成をたてるというのも、難しい話である。自分に自信をもつためにも。資格を取得したほうが良いといえる。
そこで、現在就職や転職を考えている人、またはキャリアアップを図るために資格取得を目指している人に向けて私の観点からおすすめの資格をご紹介していく。
中小企業診断士
中小企業診断士とは、名前の通り「中小企業」の経営課題を分析し、問題・課題に対して適切なアドバイスをする人を指して用いられる言葉である。
現在私も目指している資格の1つで、企業の経営アドバイスだけでなく、企業間のパイプ役を担う業務もあるため、幅広く仕事に活かせる点で、中小企業診断士は魅力的な資格である。
専門知識を活かして企業の経営を支える「やりがい」や、企業のリソース、ひいては市場の変動をみる力を養える。その過程では、多様な人材と接するため、人脈形成に繋がるのである。
また、受験資格の制限は一切なく、誰でも資格取得に挑戦できる点をいえば、敷居の低い資格ともいえる。試験は年に1回のみ。受験料も13,000円と決して安くはないため、「必ず合格する」という気合いで受験に臨みたい。
営業士(初級・上級・マスター)
日本営業士会が運営している営業士検定がある。
主に、
- 営業士初級(営業知識全般の理解)
- 営業士上級(営業知識を応用できるか)
- 営業士マスター(上級レベルよりも高度な営業ノウハウを実践で活用できるか)
の3つのレベルに分けられており、それぞれのレベルに応じて受験できる。受験料は8,640円。年に2回の試験が実施されてており、スケジュールの都合で前期試験を逃しても、後期試験を受験できる。
初級レベルは営業知識全般の理解が求められる。営業職に携わるなら、必須の知識であるため資格取得は目指してほしい。上級レベル・マスターレベルでは、営業の管理・指導業務のノウハウやマネジメント知識が求められる。キャリアアップするためにはうってつけの資格である。
独学での学習だけでは理解が難しいという人のために、マーケティングやマネジメントに関する「MMPリーダー研修」を開催している。
FPは大学時代にすでに取得。
大学時代に、仕事に活かせる「FP」(ファイナンシャルプランナー)資格を取得したもの、実践ではまだまだ勉強不足を痛感することが多々ある。
そこで、上述した、「中小企業診断士」の資格を目指そうと思う。近年では、グローバル人材が求められているため、TOEICや実用英語検定の資格を目指すのも良いだろう。