そもそも営業の仕事とは

営業職の仕事内容は、簡単に言うと自社の製品やサービスを顧客に売り込むことである。
そしてそれを成功させるためには、対人スキルや分析スキル、問題解決能力などが必要とされる。

営業と聞いて一般的にイメージされる仕事の様子といえば、実際に顧客のもとを訪問してプレゼンなどでアピールをしているところだと思う。
確かにその場面は営業職の業務内容のなかでも正念場であることに間違いはない。

しかし、そこに至るまでには電話でのアポ取りや、相手企業を分析してどのような商品紹介が有効なのかを見極めなど、必要なタスクは多岐にわたる。
また、販売職とは違って自社のサービスを知らない企業に対して売り込みを始めなければならないのも、営業職が大変と言われる理由なのだ。

新たに顧客を獲得したときの喜び

営業職と聞くと、きつそうなイメージを持っている人も多いのではないか。
学生向けの職業紹介や転職サイトを見ても、そのような書かれ方をしていることはよくあるし、実際に私もこの仕事が楽だと感じたことは一度もない。

しかし、大変だからこそやりがいを感じられる仕事であることに間違いない。
特に新たな顧客を獲得することができたときは、達成感と喜びを感じずにはいられない。
新規で顧客を増やしていくことは得意先との取引よりも大変であると同時に、大きな業績につながるからである。

良くも悪くも数字で評価される

営業職は自分の売上が明確な数字としてでるというのも大きな特徴である。
社内での評価は、その数字の良し悪しがすべてと言っても過言ではないだろう。

営業部門には多くの場合目標設定がなされる。
それが各個人に与えられる事もあれば、チーム単位で割り当てられることもある。
また、毎月の目標を掲げるところもあれば、半年や一年単位でっ設定されるところもある。
企業によってやり方は違うが、目標設定があるのは共通しているのだ。

そして、その目標を達成したときにも大きな喜びを感じることができる。
自分のやってきた努力がはっきりとした数字で評価されるからだ。

なぜ営業職を楽しめているか

私は営業職にやりがいを感じながら、楽しんで取り組むことができている。
その要因は主に2つあり、1つは目標達成に向けて努力していることだ。
先程も話したとおり数字という明確な目標があり、それを達成するために必要なことを考えるのは、まるで部活動をやっているかのような感覚がある。

もう一つは、私は人とのコミュニケーションが好きだからである。
対人でのやり取りが多いこの仕事では多くの人と出会い、そして会話する機会がある。
これをストレスに感じるのではなく、相手を喜ばせたいという考えのもとに接すると、自然と楽しくなってくるのだ。