まとまった休みが取れると、時々私は、地元へ戻るようにしている。地元は兵庫県の神戸にあり、おしゃれな街としてよくいわれている。

確かに、その通りだなと思う風景を目にすることも少なくない。そこで、まだ神戸に訪れていない人に向けて、神戸の特徴をお伝えしよう思う。

神戸の特徴・異人館の歴史

神戸を象徴する建築物に「異人館」がある。

明治以降、貿易と同時に諸外国との交流が盛んになりはじめた。そのため、訪れる外国人の居留地が必要になり、昭和の初期には200以上の異人館が建設された。

異人館は、ベランダや張りだし窓、ペンキ塗装を施した外壁などを取り入れた「コロニアルスタイル」がほとんどである。

第二次世界大戦によって、一度は建物が失われてしまったのもの、1970年代以降から異人館の保存活動が活発化。それにともなって、神戸市にある異人館を地元の人の手によって、建築物の名称を決めたり、通りの道を整備したり活動が進んできたのである。

このような活動によって、神戸市にある異人館も目立つようになり、現在では、異人館を1つの観光スポットとして、多くの観光客が訪れるようにもなった。

神戸・異人館リスト

神戸市には、10箇所以上の異人館があるが、観光昔は来日外国人のコロニーとして使用されていたようである。そのため、西洋風の建築物が多く、おしゃれな建物が多いのである。

神戸北野美術館

1898年(明治31年)に建設された異人館。名前の通り、美術作品が展示されており、フランスの風景を見渡せる「モンマルトル」の名前を取り入れて、2011年にリニューアルされている。

館内を貸し切り、イベントに使えるほか、カフェやショップが併設されており、丸一日を使って美術館を堪能できる

風見鶏の館(旧トーマス住宅)

国の重要文化財に認定されている「風見鶏の館」は神戸観光で一度は足を運んでほしい異人館である。もともとは、ドイツ貿易商人の邸宅として1909年(明治42年)に建てられている。当時の様子を可能な限り復元・再現することによって、歴史を味わえる異人館である。

海に面しているため、景観がいい

神戸異人館のなかには、海沿い付近に建設されているものがあり、自然の風景と一緒に異人館を楽しめる。

例えば、北野異人館街では、「城崎マリンワールド」、「城崎温泉」やなどの施設が整っており、神戸を観光できる。さらに「ラテラス北野」では、最高級の神戸牛を味わってもらうために、日々牛肉の品質や料理の腕に磨きをかけている。神戸牛品評会で優秀賞を受賞している。